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【元公務員が解説】公務員の仕事はサボったもん勝ちって本当?

公務員の日常
  • 公務員の仕事ってサボったもん勝ちなの?
  • 公務員なんて頑張っても無駄な気がする・・・

公務員の仕事をしていると上記のように思うことありますよね。

もしくは公務員の仕事のイメージとしてこのように思ってしまうかもしれません。

実際のところはどうなんでしょうか。

この記事では、元公務員の僕が、「公務員の仕事はサボったもん勝ちって本当?」という疑問について解説していきたいと思います。

筆者
筆者

某市役所職員として10年働いていた経験をもとに解説していきます!

【結論】半分は本当で半分はウソ

結論から言うと、「半分は本当で半分はウソ」です。

いやいや、どう考えてもサボったもん勝ちでしょ?

そう思う方もいるかもしれません。

実際に働いていてもそう思う瞬間はたくさんありました。

では「半分は本当で半分はウソ」というのはどういうことか?

詳しく解説していきたいと思います。

『サボったもん勝ち』である理由

【理由①】給料は変わらない

基本的に、頑張ってる人もサボっている人も、給料は変わりません。

頑張って仕事をしている横でサボってる人が、自分より給料が高かったりするとマジであほらしくなります。

例えば電話対応とかいい例ですね。

公務員の中には絶対電話取らない人が存在します。

必然的に、頑張って電話対応する人の業務量が増えます。

電話取ろうが取らまいが給料は変わらないなら、取らない方が得な気がしてきますよね。

筆者
筆者

僕の職場では、部署内に手が空いてるのが自分しかいなくても絶対電話に出ない人がいました。ある意味最強です。

【理由②】頑張らなくても年功序列で昇給する

公務員は年功序列なので、頑張らなくても昇給していきます。

そのため、全然仕事をしない中年職員が爆誕します。

・あの人の仕事頼んでもやってくれないしな・・・
・どうせ頼んでも無駄だから仕事お願いするやめよう

周りからこのように思われて、さらに仕事をしなくなっていきます。

それでも公務員はある程度年齢に合わせて昇給していくので、仕事をしなくてもそこそこの給料が貰えるようになります。

筆者
筆者

部下がそんな上司を見てたら、頑張るのがあほらしくなってきますよね。

【理由③】頑張れば頑張るほど仕事が増える

公務員の世界では、頑張れば頑張るほど仕事が降ってきます。

・自分の仕事を押し付けようとしてくる人がいる
・電話対応などの誰がやってもいい仕事をやらされる

やればやるだけ給料が上がるなら、みんな頑張るかもしれません。

しかし前述のとおり頑張っても給料は変わりません。

「それならサボった方がいいや」って考える人が増えても不思議ではありません。

『サボったもん勝ち』ではない理由

【理由①】人間関係が悪くなる

サボっていれば、周りの職員にはサボっていることに気付かれます。

そして当然ながら、組織の中でサボっている人間は嫌われます。

職場内での人間関係は決して良好なものにはならないでしょう。

自分そういうの全然気しないんで。

という鋼メンタルを持っている人ならいいと思います。

しかし、長時間一緒に過ごす職場の人たちと関係が悪いというのは、普通は精神的にキツイと思います。

一生懸命頑張ってる人は、みんなに慕われ信頼されます。

【理由②】一生自己成長できない

なんか意識高い系の自己啓発みたいな理由になって申し訳ないです。

しかし、当然のことですが仕事をサボっていれば成長はしません。

・自分の仕事の法令が全然分かっていない
・文書作成のルールもまともに把握していない
・簡単な会計処理をミスしている

長年働いているのに、簡単な事務処理もこなせない人もいます。

仕事ができない→モチベーションが上がらない→さらに仕事をサボる・・・という負のループに陥りかねません。

【理由③】スキルが上がらないまま昇格していき、積む

前述のとおり、公務員は年功序列です。

サボったまま年齢を重ねて給料が上がるとある程度までは良いんですが、役職が上がってくると悲惨です。

・「今までの経験やスキルが乏しいのに、主任クラスになって重要な仕事を割り振られた」
・「自分よりも部下や後輩の方があらゆる業務に詳しい」

若いうちは周りがフォローしてくれたりします。

しかし年齢を重ねてある程度昇進してくると、部下や後輩ばかりの部署で大きい仕事を担当する機会も出てきます。

今までサボらずに仕事をやっていれば、経験値とスキルで大変な仕事でもこなしていくことができます。

【まとめ】自分にとって良い選択を

正直、サボってもサボらずに仕事をしても、公務員として生きていけます。

大事なのは自分にとってどっちの選択が良いのかということ。

どっちの選択でもメリット・デメリットはあります。

自分の将来を考えたときに、なりたいと思う方を選んでみてください。

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